ブログ
ブログ
googleストリートビュー
こんにちは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
実は少し前から公開されているのですが、クリニック版のストリートビューのコンテンツを作成しました。
http://setagaya-hifuka.jp/clinic.html
クリニック内部を詳細にみることができます。
クリニックの奥にある処置室や最深部にある手術室
完全個室の美容処置室などなど
お時間のある時にぜひ見てみてください。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
第11回実践皮膚科研究会
こんにちは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
昨日は第11回実践皮膚科研究会を開催しました。
10人のやる気の満ち溢れる皮膚科医が集い、濃密な時間を過ごしました。
・疥癬・粉瘤・青色母斑・ケルスス禿瘡・Sweet病・DLE・クラゲ刺症・遠心性丘疹性紅斑・尖圭コンジローマ・悪性黒色腫・単純ヘルペス・自傷・Osler病・ケラトアカントーマ・DLBCL・滴状類乾癬・被角血管腫・有棘細胞癌・毛細血管拡張性肉芽種・Spindle cell sarcoma・Bowen病・日光角化症・汗孔腫・基底細胞癌・異物肉芽腫・菌状息肉症・乳房外パジェット病・陰嚢石灰沈着症・汗腺癌・硬化性萎縮性苔癬・隆起性皮膚線維肉腫・基底細胞母斑症候群・メルケル細胞癌・脂腺癌・好酸球性膿疱性毛包炎・円柱腫・伝染性軟属腫・SAPHO症候群・角層下膿疱症・ベッカー母斑・モルフェア・壊死性筋膜炎・水痘・アポクリン汗嚢腫・汗孔角化症・尋常性天疱瘡・ヘイリーヘイリー病・色素性痒疹・サルコイドーシス・アミロイドーシス・基底細胞腺癌・複合母斑・真皮内母斑・皮膚筋炎・多発性毛包上皮腫・落葉状天疱瘡・結核性リンパ節炎・進行性顔面片側萎縮症・Pajetoid 乳がん・バゼー症候群
お腹いっぱいです。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
乾癬治療におけるバイオ製剤
昨日は溝の口で講演を拝聴してきました。
ルミセフ発売記念講演会 In Mizonokuchi
と題する講演会で
関東労災病院皮膚科部長である足立真先生による
「乾癬治療におけるバイオ製剤」
という講演を聞きました。
乾癬治療の歴史から、現在多種あるバイオ製剤をわかりやすく解説してもらいました。
規模の小さい講演会の魅力としてはその場でしか聞けない情報。本音が聞けることかと思います。
興味深い話が聞けました。詳しい内容はここでは書けませんが。
本日はアラガン社のヒアルロン酸のライブインジェクションを見ております。
最近はライブセミナーも増えてきました。
ヒアルロン酸注入は現在導入検討中であります。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
園田式熱傷治療&抗ヒスタミン薬の使い方
こんにちは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
今日は
「園田式熱傷治療&抗ヒスタミン薬の使い方」
という題で講演してきました。
熱傷治療については諸外国のガイドラインと国内のガイドライン、最新の論文を加味して当院で実施している診療内容を話しました。
抗ヒスタミン薬については、
何を隠そう
皮膚科オタクであると同時に、薬オタクでもある自分の知識を動員して話してきました。
どの科でもそうですが、扱う薬について深く理解することで、最適な薬剤を選ぶことができ
最大限に薬の効果を引き出すことが可能なのです。
処方する薬にはそれを選んで理由があり、使用方法も同様です。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
ビラノア錠発売記念講演会in東京
昨日、新規抗ヒスタミン薬であるビラノアの講演会に参加してきました。
抗ヒスタミン薬とは皮膚科では主に、じんま疹やかゆみに用いる薬剤で花粉症の治療にも使われます。
東北大学大学院医学系研究科 機能薬理学分野 教授 谷内一彦先生 による
「ヒスタミンの生理作用と非鎮静抗ヒスタミン薬」
東京大学大学院医学系研究科・医学部 皮膚科学 教授 佐藤伸一先生 による
「抗ヒスタミン薬の正しい理解と効果的な使用法~新規抗ヒスタミン薬の特性をふまえて~」
の2演題を拝聴しました。
どちらの講演も非常にわかりやすく興味的な話で最新の知見に触れることができました。
眠気と効果が比例していると、未だに医師の中にもいるのが残念なのですがこれは間違いです。
効果の高さは 皮膚での受容体への結合率や親和性と関連しています。
眠気は、脳内の受容体への結合率や親和性と関連しています。
ここで大切なのが、
脳の組織の入り口には血液脳関門という柵のようなものがあります。
これがなければ効果と眠気は比例すると思います。
薬剤によって、脳内への移行しやすい薬と移行しにくい薬があります。
これは薬の効果とは全くの無関係です。
効果が高く、副作用が少ないのが 優れた薬剤だと思います。
脳への移行が特に多いのが第一世代といわれる古い抗ヒスタミン薬になります。
脳ではヒスタミンは大切な役割をしています。
抗ヒスタミン薬が中枢神経に及ぼす副作用として
眠気、認知機能障害、運動量の低下、肥満、過食
困ったものですね。
当然ですが、古い抗ヒスタミン薬は当院では処方しません。
また、
目薬からも脳へ到達して副作用を引き起こす可能性があるとのことです。おそろしや。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
2017年もよろしくお願いします。
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
早いもので開院してから3か月が経ちました。無事に年を越すことができました。
これからも精進を続けたいと思います。
今日はこんな話題提供を
年末年始のネットサーフィンでアルコール摂取量に関する興味深い記事を見つけました。
決して新しい記事ではないのですが、
イギリ当局は適量のアルコール摂取は心臓に良い可能性があるとしてきた20年来の指針をトーンダウンさせた。健康面への利点は従来考えられていたものより少なく、むしろ特定のがんの発症リスクを高めるとする新たなガイドラインを発表した。英政府の主席医務官サリー・デイビス氏はテレビのインタビューで、「飲酒に安全な量というものはない」と述べた。
とのことです。
アルコールは少量ならば体にいいのではという説を聞いたことがある人は多いと思います。
この根拠になる論文が発表されてからすでに40年が過ぎており、アルコールの発がん性や肝臓への負担のリスクが明らかになってきている今、アルコール摂取のメリットは少ないとのことです。
図が小さくて申し訳ないのですが、
横軸がアルコール摂取量で縦軸が疾患リスクのグラフになります。
虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病などはアルコール摂取が適量であればリスクが下がる可能性が示唆されていました
しかし、その集団はかなり限定的であり、他疾患のリスク上昇の方がよっぽど大きいとの認識が少なくともイギリスではなされています。
諸外国のアルコール摂取の推奨上限量は年々減ってきている事実もあります。
ちなみに我が国は
1日アルコール換算で20g (ビール500ml≒日本酒1合≒ウィスキーダブル≒酎ハイ1本に相当)
ちなみに
アメリカは 28g
イギリスは 32g → 22.4g
スペインは 40g
フランスは 30g
ドイツは 24g
イタリアは 24g
オランダは 10g
カナダは 13.5g
といった具合です。
オランダ、カナダはかなり厳しいですね。
アルコール摂取のリスクの再認識が必要ですね。
ちなみに
日焼け止めを塗ることや、保湿をすることは確実に10年後、20年後の肌に影響を与えます。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
東大皮膚科学教室忘年会
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
土曜日は所属していた東京大学の皮膚科学教室の忘年会に参加してきました。
多くの先生方に声をかけていただきました。頼りになる先輩方が多数いることは本当に心強いです。
医療はいろいろな単位でのチームワークがかかせません。
クリニック内部、皮膚科医と皮膚科医、診療所と診療所、診療所と病院、診療所と薬局などさまざまな関係の中での連携、チーム医療はとても重要なものです。
当クリニックは世田谷医療COMMUNITYという医療ビルの中にあります。
1階には
日本調剤の薬局
3階には
4階には
と
です。
連携を取り合い、よりより医療を提供できればと思います。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
ついに登場。 高性能リップクリーム!!
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
唇の荒れに苦しむ人は多くいます。
炎症が強いときは、ロコイドやキンダベート時にリドメックスといったマイルドクラスのステロイドを使用しますが、日々のケアにリップクリームは不可欠です。
市販のリップクリームには刺激になる成分を含有しているものも多く、
刺激の少ない、プロペトやサンホワイトはカップや大きなチューブの製品しかありませんでした。
また、顔への日焼け止めは多くの製品があり昨今の意識の高まりから使用している人は増えています。
では、唇はどうでしょうか。
唇には日焼け止めを塗らない人が多いのではないでしょうか。
唇を日焼けによりがさがさ、ぼろぼろになった経験がある人は少なくないでしょう。
資生堂のクリニック専売化粧品のナビジョンDRから高性能のリップクリームが発売されたのですが、現在欠品中でしばらく入荷しないとの連絡がありました。
最高品質のワセリンを使用し日焼け止め成分も含有しているリップクリームです。
http://navision.shiseido.co.jp/dr/products/lip_mlc.html
当院では、私含めてスタッフ全員が使用していますが、皆大変気に入っています。
若干ではありますが、在庫はまだございます。
当分入荷はないそうなので、お早めに。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
皮膚科講演会 Dcember2016
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
今日は講演会に参加してきました。
東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 福田英嗣先生
「病型別に見た薬疹の検査法」
帝京大学医学部 皮膚科 多田弥生先生
「たかが乾癬、されど乾癬~治療が進歩して必要になった乾癬の臨床診断能力」
の2題でした。
薬疹については、最先端の情報を提供してもらいました。
死に至る可能性のある重症薬疹は、HLAという遺伝子レベルでの個性で発症が決まっている可能性があるとのことです。
いつか、生まれたらHLAを調べて合わない薬をあらかじめ知っておく時代が来るかもしれません。
薬疹は皮膚科がしっかり見るべき致死的疾患の一つなので、これからも勉強し続けたいと思います。
乾癬は、相模原病院時代のボスである朝比奈先生の専門であったこともあり、治療経験を多く持つ疾患の一つですが、病態解明および薬の進歩により治療はここ10年で飛躍的な進歩を遂げました。
ここで問題なのが、乾癬に見えて実は違う病気であることがあり、その病気は乾癬の治療薬が禁忌になっていることです。
具体的には
乾癬に見える皮膚リンパ腫です。
幸い、大学時代の上司や先述の朝比奈先生の後任のボスがリンパ腫の専門なので他の先生よりは経験はありますが、診断は難解なことが少なくありません。常に視野は広くもつべきと再認識しました。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
第10回実践皮膚科研究会
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
昨日、第10回実践皮膚科研究会を当クリニックで開催しました。
昨年3月に立ち上げた研究会ですが、節目の10回を迎えられました。
研究会後の忘年会も含めると
総勢10名の皮膚科医が集い、様々な症例を供覧し意見をつきあわせることにより非常に有意義な時間を過ごせました。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥