院長紹介
院長紹介
院長挨拶

2016年10月より世田谷区世田谷の地で開業することになりました院長の園田広弥と申します。
高校生より皮膚科医になることを志し、よき皮膚科医になるべく研鑽を積んでまいりました。筑波大学を卒業し、東京大学医学部付属病院、がん・感染症センター都立駒込病院、国立病院機構相模原病院と国内トップレベルの専門病院で皮膚科診療に従事し、多くの経験を積みました。その経験を地域の方々の皮膚の健康を守っていくことに役立てられればと思っています。
皮膚への興味は多岐に渡り、皮膚科専門医の他、がん治療認定医、抗菌化学療法認定医を取得しました。皮膚科、腫瘍皮膚科、アレルギー科、小児皮膚科、美容皮膚科を標榜し、湿疹、水虫、いぼ、やけどから、アトピー性皮膚炎や乾癬、じんま疹、手術が必要な皮膚のできもの、特殊な検査が必要なアレルギー疾患、しみ治療に至るまで老若男女に関わらず1人1人その瞬間における最善の治療法を提示いたします。皮膚についてお困りのことがありましたら気軽にご相談ください。
これまでの経歴
私が医師になろうと志したのは高校1年生の頃であり、それは同時に皮膚科を志した時期でもあります。自身がアトピー性皮膚炎で、小学生の頃に増悪した時期にとても悩んだことを今でも覚えています。私は幸いにも中学生の頃より自然軽快しましたが、同じくアトピー性皮膚炎に罹患していた妹は中学生になっても軽快せず多感な時期にQOL(Quality of life : 生活の質)が低下している様子を近くで見て皮膚科医になろうと決意いたしました。
筑波大学に入学し、同級生達が科の選択に迷っている中、皮膚科医になることを決めていた私は優秀な皮膚科医になるべく鍛錬を積み続けました。卒業の頃には自他共に認める皮膚科オタクへと成長し、進路もよりよい皮膚科研修が積めることを最優先に考え選択しました。
東京大学医学部付属病院で研修後、東京大学医学部付属病院皮膚科学教室(佐藤伸一教授)に入局しました。東京大学医学部付属病院では希少疾患、皮膚リンパ腫、膠原病の患者さんの診療に携わりました。その後、癌および感染症において国内トップレベルの専門病院であるがん・感染症センター(吉野公二先生、大原國章先生に師事)で働く機会を得て、皮膚腫瘍の診断治療に従事しました。数多くの皮膚癌(基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫、血管肉腫、乳房外パジェット病)の診断、手術、化学療法、終末医療を経験しました。国立病院機構相模原病院(朝比奈昭彦先生、大松華子先生に師事)はアレルギー疾患の高度専門医療施設(準ナショナルセンター)であり多くのアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、じんま疹、接触皮膚炎)や乾癬の診断治療に従事しました。
2015年10月に相模原病院の常勤を退職した後は、特別研究員として学会発表、臨床研究を行い、関東中央病院で日野治子先生の外来を見学させていただき今日に至ります。
また、実践皮膚科研究会をやる気のある若手皮膚科医の有志を集め立ち上げました。定期的に研究会を開催しています。
略歴
- 2003年3月
- 私立武蔵高校卒業
- 2009年3月
- 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2009年4月
- 東京大学医学部附属病院 初期研修
- 2011年4月
- 東京大学皮膚科入局
がん・感染症センター都立駒込病院 皮膚腫瘍科 - 2013年1月
- 国立病院機構相模原病院 皮膚科
- 2014年10月
- 日本皮膚科学会皮膚科専門医取得
- 2015年3月
- 実践皮膚科研究会を立ち上げ
- 2015年4月
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医取得
- 2015年11月
- 国立病院機構相模原病院 皮膚科 特別研究員
公立学校共済組合関東中央病院 皮膚科 外来見学生 - 2016年1月
- 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医取得
- 2016年10月
- 世田谷そのだ皮膚科開院
資格
- 皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)
- がん治療認定医(日本がん治療認定医機構認定)
- 抗菌化学療法認定医(日本化学療法学会認定)
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
所属学会
- 実践皮膚科研究会 主宰
- 日本皮膚科学会
- 日本臨床皮膚科医会
- 日本皮膚外科学会
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本化学療法学会
学会発表
- 2011年1月
- 第835回東京支部地方会 過敏性肺臓炎を合併した再発性多発軟骨炎の1例
- 2011年6月
- 第27回日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会 耳下腺リンパ節腫脹により発見された頭頂部悪性黒色腫の1例
- 2011年6月
- 第836回東京支部地方会 外陰部基底細胞癌の1例
- 2011年8月
- 第26回日本皮膚外科学会総会・学術集会 Subtotal integmentectomyを施行した右5趾悪性黒色腫の1例
- 2011年9月
- 第838回東京支部地方会 悪性黒色腫との鑑別を要した色素性乳房パジェット病の1例
- 2011年11月
- 第839回東京支部地方会 下肢基底細胞癌の2例
- 2011年12月
- 第840回東京支部地方会 食道原発悪性黒色腫の1例
- 2012年1月
- 第841回東京支部地方会 気管に転移を生じた背部悪性黒色腫の1例
- 2012年2月
- 第75回日本皮膚科学会東京支部学術大会 進行期乳房外パジェット病に対してmonthly docetaxel療法を行った1例
- 2012年6月
- 第842回東京支部地方会 診断に難渋した胸壁皮下腫瘤の1例
- 2012年6月
- 第28回日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会 シスプラチン分割投与時におけるAprepitant・Palonosetronの効果についての検討
- 2012年9月
- 第27回日本皮膚外科学会総会・学術集会 当院における分層植皮術に際する採皮部の治療法の検討
- 2012年9月
- 第76回日本皮膚科学会東部支部学術大会 健診の胸部単純X線で発見された原発不明悪性黒色腫
- 2012年10月
- 第63回日本皮膚科学会中部支部学術大会 ゾレドロン酸の抗腫瘍効果が考えられた進行期乳房外パジェット病の1例
- 2012年10月
- 第64回日本皮膚科学会西部支部学術大会 高度催吐性化学療法の分割投与時におけるAprepitant・Palonosetronの使用方法についての検討
- 2012年11月
- 第845回東京支部地方会 両耳側半盲を生じた原発不明悪性黒色腫の1例
- 2013年2月
- 第76回日本皮膚科学会東京支部学術大会 鎖骨転移巣が自壊した右拇指有棘細胞癌の1例
- 2013年6月
- 第112回日本皮膚科学会総会 高度催吐性化学療法の分割投与時におけるAprepitant・Palonosetronの効果および使用方法の検討
- 2013年9月
- 第850回東京支部地方会 疣状黄色腫の1例
- 2013年11月
- 第64回日本皮膚科学会中部支部学術大会 日光角化症が多発した眼皮膚白皮症の1例
- 2014年6月
- 第854回東京支部地方会 Sinusoidal Hemangiomaの1例
- 2014年10月
- 第65回日本皮膚科学会中部支部学術大会 男性乳癌の1例
- 2016年2月
- 第79回日本皮膚科学会東京支部学術大会 皮膚科領域における細菌感染症に対する経口抗菌薬の選択について
原著論文
- 皮膚病診療 35(9):841-844 過敏性肺臓炎を合併した再発性多発軟骨炎の1例
- 皮膚科の臨床 55(10):1228-1232 外陰部基底細胞癌の1例
- Visual Dermatology 12(12):1248-1249 Queyrat紅色肥厚症の1例
- 皮膚科の臨床 56(1):37-39 気管に転移を生じた背部悪性黒色腫の1例
- 皮膚科の臨床 56(5):757-760 色素性乳房Pagetoid癌と考えた1例