院長ブログ|世田谷そのだ皮膚科|松陰神社前駅 東急世田谷線

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目黒区皮膚科医会講演会

ご無沙汰しております。

世田谷そのだ皮膚科の園田です。

とあることにより更新が途絶えておりました。これからも頑張ります。

 

今日は、お隣りの目黒区の皮膚科の講演会に参加してまいりました。

当院から関東中央病院と並んで近くにある総合病院である東京医療センター皮膚科医長である吉田先生の講演でした。

 

東京医療センターで経験した貴重な症例を多数紹介していただきました。

稀な家族性高コレステロール血症や診断に苦慮した壊疽性膿皮症、赤痢アメーバによる皮膚潰瘍など興味深い症例を供覧しました。

 

日々、皮膚科道を一歩一歩進んでまいりたいと思います。

 

 

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世田谷そのだ皮膚科

園田広弥

 カテゴリー:皮膚科  2016年11月10日  コメント(0)

超音波導入

こんにちは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。

 

昨日書いた、パッチテストの記事ですがつい2-3週間前にほぼ同様のことを書いていましたね。

涼しくなる=パッチテスト と刷り込まれているようで、つい筆がすすんでしまいました。

単なるボケと言えばそれまでですが。

 

昨日は昼休みにスタッフが

サリチル酸マクロゴールピーリング+イオン導入(超音波導入)

の施術を受けました。

 

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超音波導入とイオン導入を同時に行うことができる優れものです。

時間の関係で、アルジネートマスクを用いた処置は行えませんでしたが、

施術直後に色が白くなり、肌の張りを実感していました。

今日は化粧ののりが全然違ったとのことでした。

ピーリングの効果で肌は当然ゆで卵肌。

 

今後が楽しみです。

 

 

 

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園田広弥

 カテゴリー:美容皮膚科  2016年11月01日  コメント(0)

パッチテストの季節

こんばんは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。

 

パッチテストという検査をご存知でしょうか。アレルギー検査の1種です。

アレルギー検査というと、血液検査を想像する方が多いかもしれません。

一部の皮膚科も含め内科などで、血液検査でアレルギー検査が安易に行われていることが多いのが現実ですが、これはあまり意味がありません。

花粉症、アナフィラキシー、鼻炎、喘息などの原因物質を調べるのには優れているのですが、接触皮膚炎(かぶれ)、金属アレルギーに関してはパッチテストで原因を調べます。

ちなみに、じんま疹の原因検索としても血液を用いたアレルギー検査を安易に行うことも推奨されていません。

 

 

接触皮膚炎(かぶれ)、金属アレルギーは原因と接触してから皮膚症状が起こるまでに時間差があります。

つまり、原因を自分では自覚しづらいのです。

 

パッチテストとは、原因と思われる物質や、可能性が高い物質を皮膚に48時間貼付したのち皮膚の変化を確かめる検査です。皮膚の変化は48時時間後、72時間後、金属の場合は1週間後に観察することが望まれます。

当院は、診療時間の都合上

火曜日に貼付  木 金  (火)

土曜日に貼付  月 火  (土)

の2パターンの日程で検査を行っています。

今月すでに複数人の方に検査を行っていますが、汗をかく季節では検査が正しく行えないため今からが季節になります。金属アレルギーを疑っている方、皮膚の原因不明のかぶれのある方、お気軽にご相談ください。

 

 

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園田広弥

 カテゴリー:アレルギー科  2016年10月30日  コメント(0)

関東中央病院登録医

こんばんは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。

今日は寒かったですね。

 

dsc_0719

 

当院目の前のバス停から、10数分の位置にある関東中央病院の登録医になりました。

緊密に連携して地域医療の充実に貢献するとともに、患者の皆様が安心して治療や検査を受けられるように努めたいと思います。

 

関東中央病院は学生時分より、日野治子先生の外来を見学してきた思い入れのある病院です。

学生時代、研修医時代、専門医取得後に日野先生の外来を見学させていただきました。

 

開院して間もない当院ではありますが、すでに患者さんを紹介し、紹介していただきました。これからも密に連携をとっていければと思っています。

当院での治療が困難な場合は、患者さんの状態や希望に合った最適な病院を紹介いたします。

総合病院は利点もありますが、欠点もあります。

当然、当院のような個人クリニックにも利点があり欠点があります。

クリニックと総合病院の適切な連携は患者さんの利益につながります。

 

これからも頑張ります。

 

 

 

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園田広弥

 

 

 カテゴリー:お知らせ  2016年10月28日  コメント(0)

第9回実践皮膚科研究会

こんばんは。

今日は第9回実践皮膚科研究会を開催しました。主要メンバーの石井先生が当直で来られなかったのは残念でしたが、濃密な皮膚科の時間を満喫しました。

今回扱った疾患は

好酸球性膿疱性毛包炎

臀部慢性膿皮症

酒さ

Gianottie症候群

成人Still病

Laugier-Hunziker-Baran症候群

脂漏性角化症

基底細胞癌

白癬

多形紅斑

神経線維腫

単純ヘルペス

疥癬

粉瘤(アテローマ)

炎症性粉瘤(炎症性アテローマ)

石灰化上皮腫(毛母腫)

扁平疣贅

Bowen病(ボーエン病)

日光角化症(光線角化症)

類乾癬

毛細血管拡張性肉芽腫(化膿性肉芽腫)

異物肉芽腫

リンパ腫(びまん性大細胞性B細胞性リンパ腫)

サットン母斑

丹毒様癌

マダニ刺症

菌状息肉症

悪性黒色腫(メラノーマ)

肉芽腫性口唇炎

非特定型末梢性T細胞リンパ腫(PTCL-NOS)

Bowen癌(ボーエン癌)

後天性指趾被角線維腫 acquired digital fibrokeratoma

アミロイドーシス

外傷性粉瘤(外傷性アテローム)

血管肉腫

爪悪性黒色腫(爪メラノーマ)

酒さ様皮膚炎

剣創状強皮症

有棘細胞癌

皮膚筋炎

 

本当に皮膚科の疾患って豊富です。これでも皮膚科全体の病気からしたらごく一部です。日々是勉強です。

会を重ねるごとに、自分も含め中心メンバーの臨床力が確実に上がっています。これからも続けていきたいと思います。次回は記念すべき第10回です。12月を予定しています。

 

 

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世田谷そのだ皮膚科

園田広弥

 カテゴリー:皮膚科  2016年10月26日  コメント(0)

スタッフの顔が

こんばんは。

 

今日、ふと気づいたことがあります。

 

明らかに、スタッフの顔が白くなってきました。

 

毎日のように顔を合わせていると変化には気づきにくいものですが

 

今日気づいてしまいました。

 

そのスタッフが行ったのは

サリチル酸マクロゴールピーリング1回

クールビタミントリートメント1回

エンビロンのホームケア

を1か月弱でしょうか。

 

写真は掲載できませんが、うれしい限りです。

 

当院では、自然で健康的で美しい肌を目指します。

 

 

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世田谷そのだ皮膚科

園田広弥

 カテゴリー:美容皮膚科  2016年10月24日  コメント(0)

出張先で

世田谷そのだ皮膚科の園田です。

 

今日、出張先の某県の某ラーメン屋さんで

 

こんなトイレと出会いました。

 

 

dsc_0713

 

 

よほど、紙がなくて困ったトラウマがある店主なのでしょうか。

 

夢に出てきそうで今日寝るのが怖いです(笑)

 

 

 

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世田谷そのだ皮膚科

園田広弥

 カテゴリー:その他  2016年10月23日  コメント(0)

乾燥の季節がやってきました。

世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。

 

だいぶ涼しくなってきましたね。

気温変化と湿度の変化に肌はなかなかついてこれないので、肌の調子が崩す方が多いです。

 

乾燥しているものだとばかり思っていて、保湿を一生懸命にやるもののなかなか良くならないことありませんでしょうか。

それは、乾燥ではなく肌に炎症がおきている湿疹の状態です。

 

乾燥だけでも痒くなることはありますし、乾燥による湿疹もあります。乾燥していると刺激に弱くなるので、他の原因による湿疹も起こりやすいです。

 

肌についてお困りのことがある方はぜひ一度相談していただければと思います。

 

 

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園田広弥

 カテゴリー:皮膚科  2016年10月22日  コメント(0)

Tokyo skin seminar

昨日、Tokyo skin seminarに参加してまいりました。

「乾癬の新しい病態と治療」

日本医科大学大学院 皮膚粘膜病態学教授 佐伯 秀久先生

「病態理解とエビデンスに基づく痤瘡治療の新時代」

東北大学大学院医学系研究科 神経・感覚器病態学 皮膚科学分野 准教授 山﨑 研志先生

 

◆慢性膿皮症は感染症が本態ではないので、抗菌薬ではなく抗炎症治療が基本である

は大変納得のいく解説、説明であり興味深く拝聴しました。

 

わたくしの現在進行形のテーマである抗菌薬の適正使用についても触れており面白い会でした。

 

耐性菌を作らないためにはどうすればいいのかはまだ議論されているところではありますが、

歴史的に検証されているように過酸化ベンゾイルは耐性化は起こさないので

ざ瘡(にきび)の治療には過酸化ベンゾイルに加え、抗生剤を使用することで耐性化を誘導せずに良好な治療効果が望めるのではとの内容でした。

内服はできない薬でも、外用ならば可能な薬剤が使用できる皮膚という臓器の利点を最大に生かしているのが過酸化ベンゾイルであると思います。

耐性菌化を生まないために、抗生剤の多剤併用療法が行われている抗酸菌感染症の分野もありますが、その他の分野では、関係のない菌には影響の少ない抗生剤を、最低限度使用するのが基本であります。

 

これからも、勉強会には極力参加して最先端の最も正しいであろう治療を選別し患者さんに提供できればと思います。

 

ちなみに、

来週は第9回実践皮膚科研究会を開催します。3か月ぶりの開催なので楽しみで仕方ありません。

 

 

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園田広弥

 カテゴリー:皮膚科  2016年10月20日  コメント(0)

手術時における縫合糸について

手術時における縫合糸について

 

当院では、最高品質の針および縫合糸を使用しております。

 

日本の保険診療では、診療行為ごとに金額が決まっています。そして、多くの材料費は請求できません。

 

つまり、

材料費を節約することが医院や病院の利益につながるのです。

 

安い材料を使って問題あるかといえば、問題はありません。しかし、高品質の製品と廉価な製品とでは物が全然違うのも事実なのです。

 

その差を小さいと捉えるか、大きいと捉えるかは個々人の価値観によるものと考えます。

 

当院では、

ETHICON社のPDS®Ⅱおよびエチロンを使用しています。

 

多くの大学病院や総合病院で同じ製品が使われております。

開業医ではほとんど使用されていないように思われます。高品質ではありますが、価格も高いのです。

最良の結果をもたらすには、術者の技術や経験に加えて最高の道具を使用することが必須ではないでしょうか。

 

 

 

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園田広弥

 カテゴリー:皮膚科 , 腫瘍皮膚科  2016年10月14日  コメント(0)