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2017年もよろしくお願いします。
世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
早いもので開院してから3か月が経ちました。無事に年を越すことができました。
これからも精進を続けたいと思います。
今日はこんな話題提供を
年末年始のネットサーフィンでアルコール摂取量に関する興味深い記事を見つけました。
決して新しい記事ではないのですが、
イギリ当局は適量のアルコール摂取は心臓に良い可能性があるとしてきた20年来の指針をトーンダウンさせた。健康面への利点は従来考えられていたものより少なく、むしろ特定のがんの発症リスクを高めるとする新たなガイドラインを発表した。英政府の主席医務官サリー・デイビス氏はテレビのインタビューで、「飲酒に安全な量というものはない」と述べた。
とのことです。
アルコールは少量ならば体にいいのではという説を聞いたことがある人は多いと思います。
この根拠になる論文が発表されてからすでに40年が過ぎており、アルコールの発がん性や肝臓への負担のリスクが明らかになってきている今、アルコール摂取のメリットは少ないとのことです。
図が小さくて申し訳ないのですが、
横軸がアルコール摂取量で縦軸が疾患リスクのグラフになります。
虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病などはアルコール摂取が適量であればリスクが下がる可能性が示唆されていました
しかし、その集団はかなり限定的であり、他疾患のリスク上昇の方がよっぽど大きいとの認識が少なくともイギリスではなされています。
諸外国のアルコール摂取の推奨上限量は年々減ってきている事実もあります。
ちなみに我が国は
1日アルコール換算で20g (ビール500ml≒日本酒1合≒ウィスキーダブル≒酎ハイ1本に相当)
ちなみに
アメリカは 28g
イギリスは 32g → 22.4g
スペインは 40g
フランスは 30g
ドイツは 24g
イタリアは 24g
オランダは 10g
カナダは 13.5g
といった具合です。
オランダ、カナダはかなり厳しいですね。
アルコール摂取のリスクの再認識が必要ですね。
ちなみに
日焼け止めを塗ることや、保湿をすることは確実に10年後、20年後の肌に影響を与えます。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
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三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
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