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SMOS皮膚科勉強会
こんばんは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。
昨日はSMOS皮膚科勉強会に参加してきました。
SMOSとは
世田谷区、目黒区、大田区、品川区の頭文字だそうです。
北里大学北里研究所病院 皮膚科 部長 佐藤 友隆先生による
「具体的な爪白癬診療」
を拝聴しました。
爪白癬とは爪のみずむしのことですが、
何らかのみずむしを有するひとは日本人の3人に1人
爪みずむしは10人に1人いると言われています。
爪みずむしの何が問題になるのかというと
細菌感染の温床になることが第一です。
入院することもありますし、
時に命に関わることもあります。
爪みずむしは、放置しておくとどんどん悪くなってしまい
治療をはじめたとしてもどんどん治りにくくなってしまうのです。
いきなり爪みずむしになることは少なく、足の皮膚から徐々に爪に浸透していくことが多いです。
足みずむしのうちにしっかり治療することが大切です。
爪みずむしへと進展してしまったとしても、早期治療が肝心です。
みずむしは無症状でじわじわと進展することが少なくありませんので、
たまに足の指の間や、爪を見て少しでも変化があれば皮膚科の受診をおすすめします。
今までは爪みずむしに対しては飲み薬の治療でしか治りにくかったのですが、近年優秀な塗り薬の登場により治療は変化しています。
塗り薬だけで治ってしまうことも少なくありません。
当院でももちろん使用しております。内服治療も行える環境は整っておりますのでご相談ください。
世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階
松陰神社前駅より徒歩2分
三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分
園田広弥
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