院長ブログ|世田谷そのだ皮膚科|松陰神社前駅 東急世田谷線

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DERMA SEMINAR 皮膚科漢方

こんにちは。世田谷そのだ皮膚科の園田広弥です。

土曜日に、DERMA SEMINAR 皮膚科漢方 という講演会に参加し

元大阪市立大学准教授の小林裕美先生による

「皮膚疾患に対する東西融合的医学的アプローチ」

・皮膚科医が使いやすい漢方処方

・難治アトピー性皮膚炎治療における漢方薬併用の意義

 

と題する講演を拝聴してきました。

 

漢方の講演を聞くのはあまりないので、興味深かったです。

必要に応じて漢方薬を使用してくのは必要だと私自身も考えています。

 

漢方薬の単剤使用については、一定の効果を実感しておりますし

薬剤によっては効果の証拠があがっており、日本皮膚科学会が作成するガイドラインにも

使うことを考慮してもよいという薬剤はあります。

 

漢方の勉強不足なのかもしれませんが、

西洋医学の薬は基本的には1薬剤1成分です。

一方、漢方は多くの生薬の組み合わせなので 違う薬剤でも重複する生薬があることが多いのです。

複数の薬剤を使用すると、単純な足し算ではなく、ブラックボックスでどのような効果が出るのかは未知なのでは?と思ってしまいます。

 

皮膚科のガイドラインでは

にきび治療に関しては

炎症性皮疹に,他の治療が無効,あるいは他の治療が実施できない状況では,

荊芥連翹湯,清上防風湯,十味敗毒湯

を選択肢の一つとして推奨する.

黄連解毒湯,温清飲,温経湯,桂枝茯苓丸については,行ってもよいが推奨しない。

 

となっています。

 

また、アトピー性皮膚炎に関しては

消風散はステロイドなどの抗炎症外用薬による治療 で皮疹が軽快しない例に有意な皮疹の改善が見られ

補中益気湯は「疲れやすい」「体が だるい」「根気が続かない」などアンケートで気虚を有すると判断し使用した例ではステロイド外用薬を減量できたことが報告されており

ステロイドやタクロリムスなどの抗炎症外用薬や抗ヒスタミン薬内服,スキンケア,悪化因子対策を十分に行ったうえで,効果が得られないアトピー 性皮膚炎の患者に対して,漢方療法を併用することを 考慮してもよい.

 

となっています。

 

王道の治療を王道に行うだけで、多くの人は改善するのです。

しかし、当たり前のことを当たり前のように行うことはどの分野でも難しいことです。

 

当院でも王道の治療に反応しない人や、行えない人、行いたくない人に関しては漢方薬の処方を行っております。

 

 

世田谷区世田谷4-1-3世田谷医療COMMUNITY4階

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三軒茶屋駅より7分 豪徳寺駅より9分 下高井戸駅より13分

世田谷そのだ皮膚科

園田広弥

 カテゴリー:皮膚科  2017年03月27日  コメント(0)

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